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■中城城に護佐丸復活
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1995年9月30日、地元中城に伝わる組踊『護佐丸』が、52年ぶりに復活上演されました。城主護佐丸公が阿麻和利の謀略に倒れ、三男亀千代(盛親)が仇を討つという物語に観客は涙し、喝采をおくりました。中城按司護佐丸と勝連按司阿麻和利の争乱は、忠臣護佐丸対逆賊阿麻和利の話として、伝えられています。「おくとより上」(奄美の島々)の貿易の利権をめぐる主導権争いの結果とみる説もあります。かつては、おもろに「きこゑ中くすく(名高い中城)・・・たくに、おそう中くすく、又とよむ中くすく(大国を治める中城、又、名にとどろく中城)」と謡われるほど貿易によって栄えた中城でした。

【物語】
中山王尚泰久(琉球の王)をおびやかしはじめた勝連城主阿麻和利にそなえ、護佐丸は中城グスクの兵力を増強して、常に阿麻和利の攻撃に備えていました。
ある日阿麻和利は変装して首里城にのぼり、護佐丸が謀反を企てているとざん言します。王府は阿麻和利の言を信じ、中城グスク攻略を阿麻和利に命じます。
8月15日の夜、護佐丸が月見の宴の最中に阿麻和利は王府の旗を揚げて中城グスクを攻撃します。王府への忠誠心に厚い護佐丸は手向かう事もできず、幼児だった三男の盛親を乳母に託して落ちのびさせ、妻子もろとも自刀したといいます。
その後、阿麻和利もたくらみがばれて、王府軍に攻められ滅びてしまいました。






Copy-right (C) 20.Jun.2002 このページは中城村商工会が制作したものです。